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これが引き寄せの法則なのか(違)

時計 雑記

特に大きな理由はないけれどなんとなく帰りたくなって、昨日は実家に帰省してゆったり過ごした。

で、先日書いたこの記事のことなのだが、ひょんな縁からまた時計が増えたw
これ以上増やさないと決めたのに!!いや自分でわざわざ買ったわけじゃないんだけどね


maki-tki.hatenablog.com


いただいたのは、オメガのアンティーク時計。
おそらく60年代~70年代かな。かなり新しい方かと思われる。

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オメガのカットガラスと呼ばれる時計と、コンステレーション。
カットガラスは、よくアンティーク市場に出回っている定番デザインで、値段も手頃な方だけど、とにかくこれは状態が綺麗。
中身の状態が気になるので、早めにオーバーホールに出しに行きたいけど、まずはオーバーホールしてくれるところを探さないと。

コンステレーションは現行とは全く違うデザイン。
個人的に好きなコンステレーションのデザインは十二角のあのデザインだけど、レディースで見かけたことないんだよね。
これはぱっと見はあまりおもしろくないデザインだけど、コインエッジベゼルとか、メッシュブレスとか、現行ではない当時の流行りが垣間見えて良い。サイズ感も好き。
オメガのアンティークは1つだけ持ってるけど、完全にドレスウォッチだから、オールマイティーに使える2本なのがありがたい。
日付の調整方法がわからないから(現行のように二段式じゃないっぽい)、そのうち、お世話になっている時計屋さんに足を運んでみよう。

「いらなきゃ売っていいよ」
と言われたけど、こんなに良い見た目のものはなかなかないから(機械も良い状態だといいけど)このまま使おうと思う。
(ついでに、レディースオメガのアンティークなんて大した値段つかないから勿体無い)
さすがに保有している全ての時計の維持は不可能だろうから、タンクフランセーズはホントに売った方がいいね。

そろそろ身の回りのものを一番手だけにしようか

時計 雑記

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クォーツ時計は便利だ。
今のような忙しい時期に、時間を合わせることなく時間が手で巻くこともなくすぐに着けられるのだから。
このタンクフランセーズはちょっと珍しい黒文字盤のもの。
ブルースチールの針じゃないのが残念だが、キリッと締まった雰囲気の文字盤はスーツなどにもよく合う。


……が、以前載せたコリゼも、このタンクフランセーズも私の中では二番手だ。

もちろん二番手だから粗雑に扱うわけではないが、イベント時やテンションを上げたい時につける時計ではない。
忙しい時にさらっと着けられる便利な子扱いなのだ。愛人というより都合の良い相手。
長い人生だから忙しい時期だってあるけど、そろそろ30歳だということもあり、自分が使っていて気分が上がる、好きだと真っ直ぐ思えるものだけを使いたいなと思ったのだ。無意味に増やすのはやめて。
時計に限らずその思いはあるので、最近バッグや服もバンバン断捨離しているが、オークションに出すのがけっこう億劫なのが悩み。

あとは私が今所有している時計は、
・カルティエ ディアボロ
・カルティエ コリゼ
・カルティエ タンクフランセーズ
・ジャガールクルト レベルソデュエット
・オメガ アンティーク(ブレスレットタイプ)

と、けっこう本数が多いので、いい加減絞りたいなという思いもある。
オーバーホール代金だけで辛いものがあるし…。
ただ、オメガだけは絶対に普段つける時計の雰囲気ではないので(ベゼルのダイヤが派手すぎる)、できればステンレス系で良いのがあればと思うんだけど(だからタンクフランセーズにしてみた)、やっぱりなんか違うわけだ。
実際ムーブメントにこだわりは全く無いので、クォーツだからという理由ではないのだが…。
強いて言えば、ブレスレットがあまり好みじゃないような気がするってくらいなんだよなぁ。

そのうち「これだ!」って思うものが出てきたら買い換えるだろうけど、何年かかるだろう。
とりあえずカルティエは候補からはずそうと思う。
やはり個人的にカルティエはディアボロが至高すぎて他が霞む。

働きたくない気持ちはわかる

雑記 働くこと

anond.hatelabo.jp

自分を押し殺して、擦り切らせて、何も残らない状態で働いて、何かを相手に与えられるのだろうかと思う。
貢献という名目で人を使い捨てしている会社が多いからなおさらそう思う。

IT系の中小企業は本当にそういうところが多い。
以前一緒に仕事した会社さんは、多分社員さん自体は有能なのだが、本来2人月かかるところを1人月で仕上げろだとか、2人月かかるところを0.5人月で仕上げろだとか言われているせいで、皆さん思考力がものすごく低下している印象だった。
…で、仕上がったものは散々な出来だった。
ぶっちゃけ、極限状態で寝る間も惜しんで働いている状態で、良いパフォーマンスなんて出せないわ。
しかもそこの会社は残業代0らしいし…。
私の倍以上働いていて、もらっているお金が私よりはるかに少ないらしいと聞いた時はさすがに同情した。

モチベーション

仕事を頑張るのは「何らかのメリット」がないとモチベーションなんて続かない。
ベンチャーの社長なら金銭は不要だが、代わりに大きな野望に近づいている・近づきたいという思いがあるからやっていける。
普段仕事嫌いな私が、今月だけけっこう無理しているのも、仕事だからと言ってしまえばそれまでだが、その後のメリットがあることが明確だからである。しかもやればやった分だけお金ももらえるし。
ただ普通の、経営層と同じ方向を向いていない社員は絶対にそんな思いなんかない。
「会社のため?だから何?」状態だ。当たり前だ。会社のためを思ってもらいたいなら、ある程度良いように洗脳しとけと。
(洗脳に失敗してるからそうなるんだ)
それかうちの社長のように、少なくとも仕事はその辺の社員以上にこなして、お金にがめつくなく(毎月のお給料は関わっているプロジェクトの単価の○○割分と決まってる)、部下の話も真面目に聞いてやればいいのに。
上記真面目にやった上で残った社員ならそれなりに会社のことを思ってくれるはずだ。
お金も払わず洗脳も失敗してるから、結果的に社員側は不幸になって働きたくなくなる。私だってそんなところは嫌だ。
日本のIT中小企業の場合、社長をある程度は尊敬して、会社を良くしたい、成し遂げたい思いのためになんて思わないと働くのなんて無理なのだ。絶対途中でモチベーション下がるから。

動く意味

また、「誰かのため」といって思考が凝り固まっているのは好きではない。
もちろん、「自分が得したいからこれをしたい。ついでにお客さんも得するし」という思いなら良いけど。
本当の意味で自分は疲弊しかしないのに誰かのためだけに動くなら、それはもう上で言ったように、絶対に最終的には誰かのためになんかならないし、誰かのためといってwin-winではない方向に持っていった挙句、それに気づいていない人も好きではない。


以前関わった、とある炎上プロジェクトであった会話だ。

「彼ら(プロジェクトの元請け企業さん)も困ってるしさ、助けてあげようよ」
社長がそう言ったが、私は非常に不愉快だった。
「まぁ、今私達が強いて言えば一番余裕があって、立ち位置的にも事態を収拾するのに良い位置づけだと思います。でも、社長が言った内容は多分プロジェクト改善には弱い気がします。本来的にはもっとこういうことまでやるべきでは?」
「そうだけど……、それだとほら、高井が大変でしょ?だから僕が言った範囲でやるのがいいと思うし。あ、その分もちろん別途でお金は支払ってもらうし」
「…………つまり、私たちは汗をかかない範囲で(出来る範囲で)やってあげて、お金をもらうと。それって本当に「彼らのため」なんですかね?」
「え、ま、まぁそうだねぇ」
「本当に彼らのためを思うなら、プロジェクトのためを思うなら、ぶっちゃけ無償でもやってあげるべきですよ。もちろん社長も私達もそれを望んでいないのは明確だけど。私はね、頑張る場面は必要だと思ってます。これまで、ここまでひどくなる前に散々いろいろしてあげたのは、先があると思っていたからです。ことごとく彼らは何もしない状態だったけど。この際それは別に良いです。でもこの状況では、まぁうちらが頑張っても事態が少しマシになる程度で、どのみち先がないじゃないですか。社長はなんのために助けたいの?お金?それとも人助けしたって気分に浸れるから?」
「………お金」
「わかりました。確かに社長が言う範囲までの仕事でももう少し取れるでしょうし、それならいいですよ」
社長はよく私のことを冷たいと言うけれど、自分にいろんな意味でメリット(直接的じゃないのも含め)がなかったら働きたくないわ。
「何の目的でこれをするのか」ということがわからなきゃ、そもそもその仕事をする意味なんかないし。
動くことで色んな意味でメリットがあるとわかれば、それこそ「会社のため」という名目で動ける人だって多いだろう。
この例だと、「こちらがもう少し動けるから動いてあげて、ついでにもっとお金が取ろう」という明確な思いがあり、それが伝わったから私も最終的にOKした。それをうまく自分や他人に隠そうとして「困っている人を助けたい」だのと言うなと。



世の中のブラック外食産業のお偉いさんもそうなのではないか、と思うのだ。
つまり、「お客様のために」という凝りきった思考で、「実際何がどうお客様のためになるのか」を実際働く社員に伝えきれていない。
全部が全部のお客様が、本当に身を粉にして倒れるまで働くほどの価値がある「お客様」なのか。(給料安いし、ついでに残業代すらもらえないし)そう思ったら仕事なんか辛いだけだ。
例えば、売上の半分くらいを担ってくださっている方なら、そりゃあ最高のもてなしをするべきだし、そういう人にもてなすことを「お客様のために」というなら、まぁわかると思って動く人も多いのではないか。
ま、その前にこういうところの経営者は自分の私腹を肥やすために安い賃金で働かせているんだろうけどね。
そういうのも含めて、「なんのためにこんなお金で働かなきゃいけないんだ」と思わせるからブラック扱いになってしまうんだと。


いつものようにグダグダだけど

結局、目にみえてわかるモチベーションがなく、働く理由(というかその指示に従い疲弊する理由)がないから、「働きたくない」となる。
そもそもそんなに毎回疲弊しててどうするんだと。
本当に動かなきゃいけない時に動けないとかじゃみんな不幸になるだけじゃん。
とりあえず安いお金で「会社のために」と思って動いてくれる人がいいなら、それなりに洗脳しとけばいい(違)
やりがいを与えつつ、壊れない程度にお金を渡して働かせるこれ大事。

どうせ大半のブラック企業経営の方は、多分社員へモチベーションをあげさせたり、会社や仕事の意味合いなんて100%伝えられないんだから、せめてお金だけでも渡してあげればいいのに。
とかなんとか思いつつ、ぐだぐだと今日も締める。

働くことを考える

雑記 働くこと

最近至る所でリクルートスーツを着た就活生を見かけるようになったこともあり、書きたくなった。
なお、就活のコツだの、私が就活するときどうしただのは全く書いていないただの雑記でしかないため、興味がない方はそっと閉じていただければ。
なお発端は、知人が「やりたいことを仕事にできないと駄目なのか」ということからである。
そもそも好きなことをしていない、趣味もない私のような人間に相談すんなと思うが。


私の会社はすごく小さい会社である。
下記記事に以前記載したように、うちの会社はとても小さくて、基本的には個の力でプロジェクトが成り立っている。
maki-tki.hatenablog.com
一般的な大きな会社とは違い、給料は歩合制で、福利厚生なんてほぼなし、休みもマチマチ。
代わりなんていないから、インフルエンザとかノロにでもかからない限り仕事は休めないし、そうなったとしても納期がきつい場合は家でやらないといけない。
昭和○○年からやっているような、小さくともきちんと体制が整った会社じゃない限り、小さい会社なんて多かれ少なかれこんなもんなのだ。
こういう風潮をブラックだと思うかそう思わないかはアナタ次第だが、創業メンバーとそうではない社員との温度感が違いすぎて辛さしか感じないだろうから一般的には小さいIT企業はおすすめ出来かねる。


働く理由

働かないとお金がもらえないから。
一応ベンチャー企業なのに夢も何もないなと思うが、こんなもん。
あ、全く無いわけではなくて、自社サービスなんかもいろいろ考えたり実行に移したりしてるけど、そんなもん大半がほぼ当たらない。
Cookpadくらい有名になって、何もせずともチャリンチャリンするようになったら三人で引退しようねって言っているけど、難しいだろうね。
自社サービスのために会社のお金を使って、さらにうちらがお給料としてお金をもらっていたら、会社のお金なんてすぐなくなる。
だから仕方ないので、どっかに派遣されて働くのです。
IT業界なんて、大半がどっかのプロジェクトに派遣されてるんですよ。大手じゃないと自社のプロジェクトなんてそんなに関われません。


好きを仕事にすることの難しさを感じている

私は別にこの仕事が特段好きというわけではない。前職も別に好きではなかった。
特にはてなブログでは「好きを仕事にしよう」的な主張が多く、私もその意見にはおおよそ賛成である。
嫌いな仕事で病気になるよりは好きなことで食べていけるならそれが一番であると思うし、一般的な企業の「残業時間でお給料が増える」という風潮が全く理解できない。
特にIT系なんて、「単価○○円で仕事内容はこれです」ってのが普通なのだから、その単価に見合ったお金与えればいいんじゃないのかと。
単価は○○円だけど、仕事がすぐ終わったからあとは休んでまったり過ごすわーっていうのはうちで普通だし、仕事がない時に何もしないのも普通だ。うちは福利厚生とかないからその分がリアルにお金になってるだけだが。
とりあえずこの話は置いておこう。

何故好きを仕事にしないのか。理由は簡単で好きなことがそもそもないからだ。
世の中が灰色で出来ているとか、自分は社会では生きづらいだとか言うつもりはさらさらないが、そもそも何かに惹かれることがない。
潤沢なお金があって仕事がない状態で何をしたいかと聞かれてもやりたいことがないのだ。
例えば、新しい喫茶店に行きたいとか、美味しいものを食べたいとか、旅行に行きたいとか、写真撮りたいとか、そういうものが全く無い。
インドアなのかと思ったが決してそうではなく、家で何かしたいということもないのだ。
必要だから掃除し、必要だから洗濯し、必要だから食事を取る。
それ以外は本を読んでいるか、ネットサーフィンしているかだが、それは時間を潰すための行為に過ぎないのだ。

これは多分鬱病ではなく、もともと私という人間がそういう性格なんだと思う。
おそらく環境に応じて自分を簡単に変えられて(しかもそれが苦じゃない)、ある程度相手が望むように自分を演じられて(これも苦じゃない。しかも自分で意識してない)、しかもだいたいの状況にすぐ慣れる。だからこそタチが悪い。
ちなみに今の趣味は、登山と自転車だが、どちらも旦那の趣味だからというところが大きい。
運動は得意ではないが、別にどちらも断るほどの理由がないからというなんとも消極的な理由だ。しかもすぐ慣れた。
もともとそういう傾向にあったが、元彼の影響や、習い事の影響でそれが顕著になったのだろうと思う。
旦那は「真樹は何を言っても否定しない」というが、私に「旅行どこ行きたい?」と聞いて「○○行きたい」とか「○○したい」と絶対に返ってこないことを知っている。
「好きなことをやればいいじゃない」
彼らは当たり前に言うのだが、私にとってはそれが普通に生活するよりも難しいことだ。


やりたいことがないことが悪いことなのか。安定志向で大手企業狙いが駄目なのか

私は結局自分が可愛いのでこれを書いてしまうが、やりたいことがないことが悪いわけではないと思うし、大手大賛成派である。
まぁ最近は東芝の件もあるので、大手ならどこでもいいというなら社会インフラ系にでもしておけばいい。
やりたいことに関しても、趣味も何もなく動くのが億劫で、しかも外に出ると幻聴が聞こえたり、具合悪くなったりするなんていうのはもう完全に心の病だから、病院に行って下さいレベルだが、この満たされた世の中だから、好きなものがないとか打ち込めるものがないって人もいるだろう(と思いたい。私だけじゃないよね…?)。
どうもやりがい至上主義だったり、好きなことを仕事に(YouTubeのコマーシャルとか)が多いし、「単純労働はロボットに奪われる」と書いているブログをわりと拝見するが、本気でテクノロジーが進化し、「感情」を覚えれば単純労働以外にもどうせロボットに奪われるのだから、好きなことを仕事にできないことで不安がったり卑下する必要は全くない。
おそらく表現者的なものは大丈夫だろうと思っている人が多いだろうが、んなことはないと個人的に思っている。
例えば、ピアニスト。
ぶっちゃけ現在でもただ弾くだけなら絶対にロボットにかなわないし、それ以外の「感情」というものを取得できたら、どう考えてもロボットの方が有利だ。
感情なんて人間にしかありえないと思うだろうが、基本的に人間は「経験にもとづき感情が豊かになる」のだから、AIが発達し始めたロボット業界に感情が出来上がるのも時間の問題なんじゃないのかと個人的に思っている。
そのうち、「より良い表現ができるロボットを作る人間が優秀」となるのかもしれない。それはそれで面白いなーって思うが。
もちろん確証はないし、そんなものはずっと先の話だろうが、いくら「好きなことを仕事にするのが一番」としても人間はミスをするし、動き続けることができない以上は、表現者であってもロボット有利になるのだ。
………ただ、そんなのあるわけないじゃん?利権者が抵抗するし。
そんな高性能ロボットなんて高いから実用的じゃないし。だから「単純労働」以外は奪われない。
ロボットに仕事をさせるのはそちらの方が人件費がかからず失敗しないからという理由だけであり、人件費をかけても問題ないものや問題ない企業ならどんな単純労働でも、人を使う。
機械式時計なんて、職人が手作業で作るから至高と言われているくらいなのだ。別に単純ではないが機械化した方が明らかにコスト削減になるのに。(最近の時計は高すぎる)

なお、好きなことを仕事にと言っている人たちは、どちらかというと「現在超ブラック企業に勤めており、もうだめ鬱で死にそう。だが辞めるのはちょっと…」だとか「就職が決まらなくて鬱、このままだと自殺しそう」だとか「高校行く意味が見いだせない」みたいな、現代社会においてマイノリティ思考で自己肯定感が低い人たちのために言っているのだろう。
こういう普通じゃない人達でも、何らかのチャンスがあり、生き方があるということを伝えているだけ。
「ごく普通」に会社員を営み、つまらないこともあるがそれなりに生きている人達は、そもそも彼らの対象ではないのだ。


なんだかグダグダだけど

クリエイティブな仕事が全てではない。と思う。
もちろんそれが出来る人間も、逆にそれしか出来ない人間もいるけど、私のような人間にはそれはできないのだから彼らのようになろうと思うこと自体がそもそも時間の無駄でしかない。
知人は「イケダハヤト」さんという人のブログを読んでいろいろ不安になったようだが、別にその人が社会全てを動かしているわけじゃないんだし、稼ぐ武器がないなら会社に頑張ってもらえばいいんだし、まーいいんじゃないかと思う私は甘いんだろう。
ちなみに私も仕事できないから社長に頑張ってもらってるし。
(ベンチャー企業の人間がみんな仕事ができるわけではないといういい例)

別に稼ぐ武器があったから安泰なわけでもないし、大手企業にいたから安泰でもないし、うちみたいな会社なら最初から最後まで泥舟だし、今の日本なんてどこに居てもずっと不安定なんだから。
ただ、辛い仕事はしない方がいい、だけは彼らの言うとおりだと思う。
ぴったり合う仕事じゃないといけないとは思わないけど、人間だから絶対的に向かない仕事とか、できない環境はあるし。
そういう「合わない仕事」をしていると絶対病気になるだろうから、そういう人たちはなるべく転職するなりなんなり検討してほしい。

ただ、それ以外の、特に最近の人達は難しく考えすぎ。
どーせ駄目な時はどうなっても駄目なんだし、むしろなってから考えればいいのに。

午前4時の憂鬱

弱小企業従業員の一日

従業員は社長と旦那と私だけという歪な某ベンチャー企業。
当然旦那も私も、仕事面も経営面も嫌でも見えてしまう位置づけにおり、普通の平サラリーマンとはちょっと違う視点で働いている。
そんな私の、普通とはちょっと違う一日。
(このシリーズは時系列がバラバラです)



3月末というのは、だいたいのプロジェクトでは納期となっていることが多い。
私は現在3つのプロジェクトを掛け持ちしているが、うち2つの納品は3月末なのでけっこう忙しい時期である。
この電子化の時代にも関わらず、大抵の場合は決まった納品物を電子データで送付する以外に、印刷して紙の納品物で提出しないといけない。

「印刷のための微修正」
個人的にあまり好きではない仕事のひとつである。
改行ポイントがいまいちなので改行位置を変えたり、なんでか文字が切れていたり、電子データのときは目につかなかった枠の太さが気になったりなどなど。
簡易的な修正ならマクロでも使ってさらっと修正するのだが、目で見て直し、印刷して文字切れを発見し、また直すという作業は特に骨が折れる。
そもそも作成の時にそういう点も確認しろよと思うが、プロジェクトなんて大抵遅れ気味で、大手と違って人だって余分にいるわけじゃないから、会議で使う資料は「綺麗さ」よりも「内容確認」に重きを置く羽目になり、提出の時に慌てて体裁を整えるのだ。
今回私は他のプロジェクトとの都合上、資料まで全て責任を持って作成は厳しかったために、社長の仕事仲間から紹介された人(以下「彼」とする)に資料作成はお願いしていた。
最初から印刷前提だったし(急に言われることももちろん良くあるが、このプロジェクトのお客様はかなり良心的な人だった)
成果物についてはヘッダー・フッター設定はこのようにしてほしいなども含めきちんとお願いしておいた。
だから修正はせいぜい文字切れ程度で、そんなに時間はかかるまいと思ったのだが完全にアテが外れた。全然やっていなかったらしい。
いや、全然というのは語弊がある。実際に1ファイルだけきちんと設定していたが、それ以外のファイルはそのまんまだ。

「えぇ……」
こっちは作業してもらうために200万も支払ったんですけど、とか思ったが時間もないしまぁ今更仕方ない。
それに風の噂だが、紹介した人がマージンをたっぷり抜いたせいで、作業してくれた彼の手元には20万くらいしか行かなかったとかなんとか。
私に仕事を頼まれた「不幸な彼」は、40ファイルで各ファイル20シート分くらいの要件定義資料作成をその値段でやる羽目になったのだ。
モチベーションだだ下がりのはずだし、むしろここまでやってくれてありがとうと思い直すことにした。
これが、24日の0時のこと。


ヘッダーフッター設定は一括でできるからいいとして、他の微修正ってあるかな?
……あるよ、1シート毎めちゃめちゃ縦長ですね、これいちいちいい感じに整えないと駄目ですよねわかります。


40ファイル×20シート=800シート


むりむりむりむり。
3時くらいに寝ようかと思ったけど普通に無理だ。
月曜日に提出だから土日も作業決定。ああもうやだ。
そもそも何故こんなに余裕がないかと言えば、いろいろあって納品が3月27日月曜日の午後一になってしまったからだ。
こちらは31日を想定していたのだが、会議に出したいだとかなんとかで。
勘弁してくださいよと思いつつも、次のフェーズも約束されている仕事だし、お客様の付き合いやすいし、今後のためにも仕方ないということで納期を飲んだ。


「これで次なかったら泣くぞ…」
「約束」は絶対ではない。仕事としてどうよと思うが、他に頼むことになったとかはわりとあることだ。
今回はないことを祈りたいが。
GooglePlayを立ち上げて、適当にアニメソングをかけながら作業を始めた。



午前2時、まだ全体の四分の一も進んでいない。
ちなみに朝までにとりあえずやるべきこととして、本日夜にやった会議の議事録と、それに関わる資料の更新もある。
これは明日朝一番には出さないとまずいだろうから、とりあえず書き上げることにした。
約3時間ほど打ち合わせた内容をさらっとまとめて、並行してエクセルの資料を更新する。
うちの近所は、小さい子供がいる世帯とお年寄りの世帯ばかりなので、周りの時は既に止まっている。
また、旦那ももう寝てしまったから、私だけが1人、止まった時の中で仕事をしていた。
モニターの光だけがこの部屋の明かりだ。眠い。
タイプミスを連発しながら議事録とエクセルファイルを書き終える。午前3時。
とりあえずメールで社長に送り、夜中にも関わらずLINEに「議事録送りました」とメッセージを入れておく。
夜中に業務連絡ってどうよと思うが、そもそも社長がいつもそういうものを送ってくるのだから別にいいのだ。
こうしてまた、「印刷のための微修正」に取り掛かった。



午前4時、私は絶望していた。
全く終わる気がしない。そもそもなんだか段取りが悪くて、思っていたより進んでいない。
土日を潰す事自体は覚悟していたからこの際良いが、こういった単調な作業に費やされるのは勘弁して欲しい。
しかも今日は今日で午後一で会議なのだ。いい加減一旦寝ようか。
そう思って社長に作業に思ったより時間がかかることと、一旦いい感じに修正した分だけメール送信する。
「おー、おつかれ様」
すぐに返って来るLINE。どうやら社長も起きていたらしい。


「とりあえず○○さん(今回資料を作ってくれた人)が印刷設定全然やってないので、全量やるのは骨が折れます。あとは枠の各辺の太さがバラバラ。一辺が細い線で、底辺が太い線とか意味わからない感じです。とりあえず囲ってみましたみたいなの辞めてほしいんだけどマジで。というか大丈夫ですか?起きてたんですか?」
「あー、そういうの気にしなくていいよー。多分あの人達(プロジェクトのお客様側の主担当)印刷しても見ないし。あとは僕はさっきまで寝てて今起きましたー」
「「あの人達」は見ないかもしれませんけど、偉い人達が見るでしょ。訂正って言われてから一から直すのも嫌なんですけど」
「大丈夫です。私が押し通します(`・ω・´)」

(シャキーンじゃないよ……)

まぁ社長は口がうまいから、多分本当に押し通せるのだろう。
もしかしたら既にお客様に根回ししているのかもしれない。
どちらにしても、もし訂正があったら、社長にさせればいいや。
「了解。では、次の資料から、そういう細かい部分の修正はしませんので」
これがなかったら多分3倍くらいの量は終わっていたよな、と思うと強烈に眠くなってきた。
頭はモヤがかかったようにふわふわしていて、ふらふらだ。


「じゃあ私は一旦寝ます。午後からよろしくお願いします」



朝10時半、起きてまた溜息。
「今日資源ごみの日だったのに、ペットボトル捨てれなかったじゃん。来週まで持ち越しか」

忙しい時代の中で、さらりとつけれるコリゼ クォーツ

ファッション 時計

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この頃は閉口してしまうほどの忙しさだから、洋服を選んだりアクセサリーを選ぶのも時間が惜しい。
昨日一旦仕事が一段落したが、まだ月末までに納品する資料があるから休む暇なんてなく、普段は絶対やらないが、ここ二週間くらいの土日はなんだかんだと仕事をしている。
寝る間も惜しいとまでは言わないけど、いろいろ考えるくらいなら寝ていたい程度には忙しい。
せっかく暖かくなってきたのだから、アクセサリーだって春めいたものを着たいんだけど、なかなか。
今週土日は春物を出したいし、新しく春物だって欲しいんだけどね。


こんな時は手で巻いて、時間を合わせる時計じゃなくてすぐにつけられるクォーツ時計が一番。
「すぐ行かないと」ってときにもさっさとつけられて手持ちアクセサリーにも合うカルティエのコリゼが最近のお気に入り。
白抜きされたローマンインデックスがちょっと珍しく、また80年代~90年代のちょっと小さめなサイズ感がクラシカルで好き。
この時計はまだ、カルティエの正規オーバーホールが受けられるので、生活防水程度が担保されるのもありがたいところ。
本当のヴィンテージやアンティークの時計だと、汗とかですぐダメになるし、私のようなPC仕事だと磁気帯びですぐダメになっちゃいそうだからね。


わりと有名な時計で、SV925(スターリングシルバー)に厚さ1.5ミクロン以上の金を貼りつけている。
カルティエの廉価ラインだが、結構コストがかかっているらしい。
とは言え実は市場に出ている本数が多く、ヴィンテージ系のカルティエにしては比較的お手頃価格のものが多いから。文字盤や状態にこだわって探すとなかなか楽しい。
私は保証書と箱付きの美品のものを使っている。
クォーツという、腕時計好きにはちょっと馬鹿にされてしまいそうな機構となっているものの、やっぱり利便性が良く、ついでに見た目も良いから好きだ。


早く暇にならないかなと思ってはいるが、やはり仕事がないと落ち着かない。正確には「お金が入ってこないと」だが。
就活のことも含めてこの話についてはいずれ書けたら書こう。

弱小企業従業員の一日(東北でのある一日)

弱小企業従業員の一日

従業員は社長と旦那と私だけという歪な某ベンチャー企業。
当然旦那も私も、仕事面も経営面も嫌でも見えてしまう位置づけにおり、普通の平サラリーマンとはちょっと違う視点で働いている。
そんな私の、普通とはちょっと違う一日。
(このシリーズは時系列がバラバラです)


ある時期、私と旦那は東北地方で某巨大プロジェクトに関わっていた。
忙しい時期ももちろんあったが、これから書こうと思っている時期はもうわりと暇だった。
社内にいることが仕事という一番つまらない、やることもない時期であったが、何かあった際にいないと困るからという理由で、週4日くらいそこに常駐していた(1日はお気に入りの喫茶店にいた)。
そんな、つまらない社内にいたある日のこと。


「暇」
自分のPCからLINEを開いて、旦那に送った一言。
仕事用のPCだが、ある程度自由な環境にしていてよかったので、業務連絡用のスカイプとLINEはもちろん起動している。
「暇だねぇ」
旦那はこれだけ返した。
この日は朝から全く仕事がなく、いつも巡回しているブログも見尽くしてしまったし、ついでに開いたwikipediaももう見飽きた。
私達がここにいる意味なんて全く無いし、そもそもプロジェクトに不要な人材だろう。
なのにどうしてもと頼まれて、まぁ別に断る理由もないから居るわけだが、さすがにやることが全く無いのも飽きる。
社内ニートが辛いとか言っている理由が少しわかった気がする。だいたい暇な時間なんて8時間のうち1時間あればいいのだ。
「何かあったら困るから」というのは、言い換えれば何もなければやることがない。
そんな私達のために単価200万も払っているのだから、このプロジェクトってお金あるよなーって改めて感心する。

LINEのアイコンがオレンジになった。
何か旦那が送ってきたのだろうと思って開くと、ねこ戦車のURLだった。
「暇だから、これで遊ぼー」
旦那の追撃。そもそもねこ戦車ってまだあったのかと感心した。



遊んだ遊んだ。
が、二人じゃつまらないのだ。戦略も何もないから。
「社長暇ー?」
URLと一緒にそんな文面をグループLINEに送った。
「どうしたの?」
社長はすぐに反応した。どうやら打ち合わせなどはしていないらしい。
「今○○に居るんですけど、暇なんですよねー。付き合ってー」
そして3人でねこ戦車を開始した。この会社ほんとクズしかいない。
クズだなぁと思うけど、仕方ない。
大型プロジェクトでは、どうしようもなく忙しい人間がいる傍らでこんな風に過ごしている人もいるのだ。
プロジェクトを赤字にしないためにも、こういう人間の不要性をさっさと見抜いて、さっさと除外するに限るのだが、それができるプロジェクトは意外と少ない。


「とりあえず真樹はこっち行って」
「了解」
もちろん社長をボコボコにするために旦那と二人でLINEで戦略を立てながら、自機を移動させる。
そして予想通りボコボコになる社長。
「ふたりとも、絶対仕組んでるでしょー」
「当たり前じゃないですか」
あっさりと旦那が暴露するが、社長は別に怒らない。
「そんなに暇なの?」
社長が聞く。最近彼はこのプロジェクトにほとんど関わっていないので、状況把握がいまいちなのだろう。
「許されるならホテルに戻りたいくらいです」
私が答える。そろそろ18時だから、今日も定時上がりだろう。ああ長かった。
「もう少しだから頑張ってよー。今日は美味しいもの食べておいで」
社長は言った。言われずともここでの食事代は全部経費計上している。


「あ、ちょっといいですか?」
ちょっと偉い人が声をかけてくる。嫌な予感。
「○○とお客さんに言われてしまって………、これを作って欲しいんですよねー…」
「いつまでにですか?」
間髪をいれず旦那が聞く。そりゃ帰社前なのだから、納期に余裕があるならとりあえず今日は帰りたい。
今日も時間を潰す作業が大変だったというのに。
「できたらすぐにお願いしたいんですよね。大丈夫ですか?」
これで駄目ですと答えられる強い人がいたら見てみたいくらいだ。
二人顔を見合わせて、わかりました。と頷く。残業決定。
もっと早く言えよ!!!と思いつつ、おおよその時間を見積もる。


帰れるのは9時過ぎか。やれやれ。