読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

三連休の中日のこと

雑記

三連休の中日にも関わらずこんな時間に仕事をしている高井です。

基本的には暇なうちの会社だが、たまに各種プロジェクトの納期が被るとこうなるのだ。
さすがにずっと仕事し続けることはないけど、休みでも数時間くらい仕事して、順調に進めばいいが大抵最中にバグが見つかり、
せっかくおやすみしている開発の方々を叩き起こすという……プロジェクトにこういう人がいると面倒だね本当に。
もちろん納期が先ならせめて週明け火曜日にお願いするけれど、その週明け火曜日にお披露目があって、致命的なバグである以上は、開発メンバーのおやすみなんてないのだ。
いや、私には作業できないのでお願いします助けてください。という気持ちで連絡ツールで連絡して、次の火曜日に言われる嫌味を思い浮かべてやや鬱になるわけだ。ああ複雑。



さて、ということは昼間は仕事以外に時間を使っていたのだ。
何をしていたのかと言えば、旦那と一緒に某所のコメダ珈琲で本を読んでいた。
お互いこの頃仕事に忙殺されているので、せめてたまにはとこうやってゆったりとした喫茶店で本を読むのだが、これがなかなか良い。
もちろん家で淹れる紅茶の方が美味しいのは事実だが、何もせずとも提供してくれて、片付けてくれるというのは楽だ。
ついでに雰囲気が良ければ場所代にお金を出すことは大して惜しくない。
最近出た小倉ノワールは、限定系の中では当たりに分類される方ではないだろうか。
これを食べたいがために最近はあえてコメダを選んでいるのだ。ついでに豆菓子も好き。

……本を読みに来たのだが、ついつい隣の女子二人の会話に意識が行ってしまって全然集中できなかった。


二人は、どうやら教育関係のお仕事をしているらしい。
教育関係というのはなかなか、いや、かなりストレスが溜まる仕事なのだろう。
だいたい私達は3時間ほどいたのだが、その前から来ておりほぼノンストップで二人とも愚痴っていたので、多分相当だ。
(しかも私達が席を立っても彼女たちはまだ居て、愚痴りあっていた)
片方はどこかの習い事教室の先生なのだろうか。
水泳の習い事で、とある生徒が時間通りに来ないらしく、他の先生方はその子が来てから準備体操などを開始するのだが、それはおかしいと言いたいらしい。
まぁ、どう考えても遅刻する子は悪い。
準備体操から開始で1時間で終わりなのだから、その子を待っていたら他の子に迷惑だ。
親は高いお金を払っているのだからきちんとできないとダメだと。
他の先生にそれを話しても曖昧に笑われるだけ、問題の本人に話しても全然改善しないということにお怒りなのだと。


学校内でも社会でもこういうことは往々にしてよくあること。
どう考えても害があるとわかっているのに、誰もそれを気にしない、止めない、改善しない。
既にきっちり形を成して回っているものを、止めて正すことがいかに厳しいか。
その中で回転の一部にならずに自分を主張することがいかに難しいか。
多分その子は私と同じかもう少し若いくらいだろうが、まだ悪を悪と見なし、正そうと試みるのだからスレてないのだと思う。
ただまぁ、これはあくまで想像だが多分彼女は正義をそのまま、オブラートにも包まずにぶん投げているんだろうな。
この愚痴を聞いているとそんな気がした。


私が前職に居た頃は、初期配属は現場の人間のコントロールと、お客様対応だった。
現場の人間は暑かろうが寒かろうが、人がいようがいまいが、現場に駆けつける必要があったが、私は故障の連絡を受け彼らに移動指示をだす。……言わば嫌われ者の仕事だった。
決してのんきに電話を受けて適当なことをしていたわけではないが、現場には見えない世界だし、私が現場を全く知らない以上、それに関しては何も言えない。
まして新人で女だ。9割以上が男の企業だったからもちろん舐められた。
そういった人に「正論」を言っても通じない。
むしろ「こうやった方が早いし、今までこうやっていた」と言われる。それに反論する術もない。

「現場が気持ちよく動けるように【お願い】しろ」
「現場の人間が動いてくれないと、こちらでは作業はできないのだ」

よく先輩に言われていたことだ。もちろん現場の言うことを聞いておけという意味ではない。
正論をぶつけても、正しいけどなんか嫌だという気持ちになるのだ。私だってそうだ。
「○○が一番なんだよなんでそんなに回り道してるの馬鹿じゃないの」
なんて言われたらカッチーンと来るに決まってる。
だから、明らかな正論であってもぶつけていいことなんかないのだ。自分が消耗するだけ。
あとは大抵「数の多さ=正論」みたいなところがあるから、さっさと権力者を自分の方に引き入れるか。

もちろんあくまで憶測だ。
彼女はそんな言い回しではなく、もっと別の言い回しをしているのかもしれない。
そうじゃないならやはり出来上がった環境に異物を投げ入れて、受け入れてもらえるなんてほぼ皆無なのだから、諦めるか、別の環境に移るのが正解。
……そんなだからサラリーマンだと「やりたいことがやれない」という評価になるんだろうね。